2005年5月28日 (土)

速さを質感で表現!?

どうもです。いしいです。
今日の出席者は藤原くん、けんちゃん、まゆみちゃんの3人。

今回は、生徒の中で、教室一強そうな藤原くんについてお話ししたいと思います。
藤原くんは体が大きく(恐らく180cmくらいはある)、スキンヘッド。
教室の本部、聖公会生野センターのボスこと呉さん、
ボランティアスタッフ猪口さんもかなり体が大きくがっちりしているが、
藤原くんもなかなか負けてない。
ボスを中心にこの3人が並ぶと、きっと迫力満点、Vシネオーライ!
・・・まあそこまでは言い過ぎにしても、一見強そうなのは確か。
ところがところが、心はとっても穏やかでほんわかとしている。
そして、社会人だけあってきっちりしている。

彼が描く絵はいつも車。それも70年代や80年代のしぶ〜い車。
また、タクシーもよく登場する。
立体的に形を捉え、記憶する能力が優れていて、何も見ずにサラサラと描いていく。
今日は一枚の画用紙に、同じ形の車2台を上下に描く。
「藤原くん、風景を描こうか。」と言うと、
「石井さん、風景描く、風景描く。」と言いながら黙々と作品に向かう藤原くん。

授業が終わりに近づき、「出来た!」の声。
作品が完成すると早々と片付け始める藤原くん。
その彼を引き留め、絵を見る。
2台の車の間に線があり、2種類の情景に区切られている。
どちらの背景も高速トンネルの中、どちらの車もピンク色。
片方の背景は車が混み合い、渋滞している。
もう片方は邪魔する車も無く、スムーズに走っている様子。
さらによく見てみると、なにやらピンクの質感が違う。
メタリックとマット。
メタリックなピンクは赤と白とシルバーを混ぜたようだ。

「これはなんでメタリックなピンクとマットなピンクに分けたん?」

「メタリックな方は、スピードが速い。」

「あ!!そうか!!!メタリックの方はスムーズにびゅんびゅん走っているんや!
マットなピンクの車は渋滞であまり走ってないんや!。すごい!藤原くん。」

いしいゆみ

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2005年5月23日 (月)

弘光くんのこと

こんにちは、いしいです。
今日は番外編で、
5月21日登場、弘光くんの華々しい受賞歴を紹介したいと思います。

全国盲・聾・養護学校文化連盟主催、
全国盲・聾・養護学校文化祭優秀作品展

◆第8回文化祭 造形部門
 スポンサー賞受賞
 作品名「ジャリガニ」

◆第11回文化祭 造形部門
 知的会長受賞
 作品名「動物の仲間たち」

障害のある子供たちのインターネットギャラリー
http://www.nise.go.jp/kenshuka/jokan/gallery/index.html

こちらで見ることが出来るので、みなさん見て下さいね〜☆

いしいゆみ

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2005年1月 8日 (土)

賀正ですな

2005年初めての授業。
今日の受講生は、弘光くん・優功(ゆうぐ)くん・江之口くん
さやちゃん・ゆきちゃん・植田くん・ゆかさんに新しい仲間の「けんちゃん」。
けんちゃんは‘クリンもだん’で初めての授業です。
正月休みの気分を新たにしよう!ということで、
昨年の年末から始めている「Tシャツ制作の授業」は今日だけお休み。

まず、A1サイズ(594×841mm )の色紙を教室中にみんなで貼りました。
赤・黒・オレンジ・藤色(薄い紫)・鶯色(薄い青緑)の5色。
壁や床に好きなところにペタペタと。
貼り終えると・・・スタ〜ト〜!!!!!
ペン、色鉛筆、絵の具などで、思い思いに描きました。
私も大きな刷毛を使って火の玉のようなモノを好き勝手に描きました。

さやちゃんは新年ということで、「とりとりとりとり・・・」と繋げて
大きな「とり」という文字を作っていました。
弘光くんと江之口くんは仲が良いので、一緒にたこ焼きを描いていました。
優功くんは色鉛筆でお気に入りの「ピタゴラスイッチ」や「笑点」など
記号的な人やロゴをひたすら描き続けていました。
植田くんはさやちゃんの描いた鳥の絵をまねしました。
ゆきちゃんはクレヨンでかわいいハートを描いていました。
ゆかさんはペンを使ってゆっく〜り壁の色紙に描いていました。

けんちゃんは授業が初めてで、絵の具を使うのも初めて。
絵の具と水の適度な分量がまだ分からないらしく、
紙が破れるくらい集中して様々な色を塗り重ねていきました。
とうとう紙が破れてしまったので、私やボランティアさんが違う紙に
移動させようと話しかけても、自閉症のけんちゃんには伝わらず・・・。
結局同じ場所に何度も他の白い画用紙を置き続けることになりました。
他の生徒は長く教室に通っている人が多いので基礎は出来ていますが、
けんちゃんはまだ教室に来たばかりなので、
まずコミュニケーションが出来るようににならないと・・・と思いました。
あせらずあせらず・・・ですね☆

今年1年間の授業目標は

「色と素材のバランス、それによる質感の違い」

を感覚で覚えていけるような授業にしていく事です。

今日はその第1弾として、

「同じ画材の色を使ってもベースの色で変化する」

という事を楽しみながら感じて欲しかったのです。

みんなどう感じてくれたかな?

いしいゆみ

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2004年11月27日 (土)

ミニーちゃんの、ミニーちゃん

コンニチハ。
今日もTシャツ。受講者はさやちゃん、ゆうぐくん、ひろみつくん。

嬉しいサプライズがありました。

授業前、みんなが画用紙に絵を描いていました。
さやちゃんが“ミニーちゃん”を描きました。
ゆうぐくんが“ミニーちゃん”を描きました。

うんうんいいね〜ゆうぐくんがミニーちゃんを・・・

・・・・・・・・えっ!?

ゆうぐくんがミニーちゃんを描いた!すごい!!
笑点が大好きで、絵はいつも着物姿の出演者が勢揃い。
(他のモノを描く時もあるが、だいたいが笑点。
この前はピタゴラスイッチだったか。)
好きなモノにこだわりが強く、あまり周りに影響されない。
そんなゆうぐくんがさやちゃんの絵を見て、そのまま真似したのです!
その絵を観たゆうぐくんのお母さんも大喜び。

良いことです。真似するのはとても良いことです。
“真似”というと聞こえが悪いようですが、
独自性というモノは白紙状態でいきなり生まれるのではない。
この積み重ねで基礎が形成され、そこから独自性が生まれるのです。
私も仕事として成立するデザインが出来るようになるまで、
いろいろなモノを観て影響され吸収し形づくりました。
ある一定のモノに集中してこだわるのもいいですが
(それをやり続けたらそれはそれで広がる場合もありますが)
他のモノに影響を受ければ受けるほど広がります。

ゆうぐくんは今日、大きく成長する第一歩を踏み始めたのでしょう。
きっと彼の中で何かが変わり始めたのではないでしょうか。

石井ゆみ

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2004年11月24日 (水)

油絵の指導について

今、三人の受講生が油絵を描いています。その内の二人、植田君と山根さんは100号の大作に挑んでいます。
山根さんは今までは細かい色彩のグリッドを描いていました。今回、100号とゆうことで大きな刷毛で大きなストロークで描く練習をしています。どうしても手首だけ動かして描く癖がついていうので全身を使った、描き方を教えたかったので大きなサイズの作品を薦めました。本人も大きな刷毛を使うのが気持ち良いらしくニコニコと楽しんで描いています。今までと違った描き方をすることで、新しい描き方を自分で見つけてくれればと思います。
植田君は、今回で2回目の油絵だったのですが、植田君は油絵を描くのが合っているみたいだったので100号を薦めてみました。大きな絵を描くのは、スポーツに似ていて、全身を使って描くことは爽快感があります。彼には、絵を描くことでその爽快感を味わって欲しいと思っています。そうするとますます絵を描くことが楽しくなってくると思います。
最後にもう一人、江之口君は20号の油絵を描いています。彼は、植田君の隣で描いています。植田君の影響を受けて、電車の絵を描いています。受講者同士で影響を受けることは大変良いことです。自分の作品だけを見るんじゃなく、人の作品も見ているとゆう証拠だと思います。もう少し競争意識が出てきてもいいかなと思っています。
                                                       オーサワ

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2004年11月20日 (土)

降りてきた?!

どうもどうもこんにちは。
今日の受講生は植田くん、ゆかさんの2人。
前回の反省点をふまえて、 Tシャツに直接絵を描きました。

ゆかさんの絵はいつものように“■”で構成。
植田くんは電車の絵をよく描くので、今日もそうと思っていたら・・・。

!!!!!!!!!!!!!!

いきなりオレンジ色。
具体的な形ではなく、ざっくり大胆に絵筆を動かし始めたのです!!

キイロ、アカ、キイロ、キイロ、キイロ、アカ、キイロ・・・たまにシロ。
ほとんどこの2色しか使わず、ひたすら前身頃をオレンジ色で塗り込んでいく。
普段は非常に丁寧で慎重な植田くんの筆使いが、今日は荒々しい。
「絵の神様が降りてきたんじゃないか?!」と思うほどの画伯っぷりに、
目を見張るものがありました。
おもしろいのは、袖の端や首周りの境目、縫い目の切り返しの部分になると
いつもの筆使いに戻りゆ〜っくり慎重になる。
その緩急自在な動きがとても愛らしかったです。

結局出来上がりは前身頃全部がオレンジ色に。
絵の具を足すごとに変わるオレンジ色によって、タイダイ(絞り染め)のようでした。

次は後身頃。何色になるか楽しみ楽しみ。

石井ゆみ

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2004年11月17日 (水)

クリンもだん美術展開催中

現在、クリンもだん美術展開催中です。毎年、展示が大掛かりになって大変です。搬入も大変ですが搬出も大変です。でもそれは、みんなの絵が良くなってきたのでそれに合わせて展示も大掛かりになってきたとゆうことです。毎年展示を考えるのが楽しみになってきました。これはこんな文章では言い表せません。百聞は一見にしかずです。ご興味のある方はぜひぜひ見てください。見ないと損しますよ。 オーサワ

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2004年11月13日 (土)

新たな課題に挑戦!

こんにちは。
今日の授業から新しい課題になります。「Tシャツづくり」です!
アイロンプリントってみなさんご存知でしょうか?
A4サイズの専用用紙が市販されていますが、それにインクジェットプリンターで印刷し、その用紙を布に当てアイロンの熱で布にイメージを付着させていくモノなんです。
生徒にはまずA4サイズの紙(専用用紙ではない)に絵を描いてもらい、私がスキャナーで取り込んで印刷し、みんなで1枚づつアイロンしていこうと計画していました。
というのも、障害者と健常者の指導方法を変えてみたかったからです。
障害者の生徒には、A4の紙に描いたモノをTシャツに当てて「どこがいい?」と聞きながら配置(=レイアウト)を考えさせ、出来上がったモノを実際に着ることで「自分の絵がプロダクトに変わること」を実感して欲しい。
健常者の生徒には、絵を描く前に「ラフ」*を描くことで、「最終の形まで想定しながら絵を描く」ということを知って欲しい。(*ラフ:デザインの現場では、実際に作る前に必ず要素のレイアウト=配置を考え、軽く鉛筆描きをします。建築で言えば、設計図みたいなものですね。)
そんな想いを込めて、授業がスタートしたのですが・・・
う〜む・・・上手くいかない・・・
A4の紙の中に袖まで描いた生徒がいて、それを説明しようにも「アイロンプリント」自体を知らないからなかなか伝わらない。最初は機嫌良く「ラフ」を描いていた生徒も段々飽きが出てきたり。サイズにも限界があって、元々大きく画面を使いたい生徒にはA4では物足りない様子だし。
「伝える」ということを考えさせられた1日でした。
アイロンプリントはどんな行程で使うモノかを「知っている」のは生徒ではなく私だけであって、その行程を生徒が「知らなければ」、レイアウトを教えることも出来ない。「分かるやろう」とあたりまえに思ってしまうことが「コミュニケーション」を難しくしているように思う。それは、障害者であっても健常者であっても大人であっても子供であっても共通している。
よし!来週からはTシャツそのものに絵を描かせることにしよう!!
上手くいかなければ、上手くいくように路線変更、それでいいんだ。

石井ゆみ

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2004年10月30日 (土)

展覧会前の最終日

こんにちは。
今日は受講者が多ければ、切り貼りが完成していない人はツメをし、完成した人には展覧会用の折り紙をしてもらおうかな〜と思ってました。
が、植田くんひとりだったので、制作の続きをする事にしました。
「いや〜、植田くんは毎回欠かさず教室に来るからすごいなぁ。」
・・・と感心しつつ授業がスタート。
ボランティアスタッフさんには折り紙を引き続きしてもらいました。
今日の植田くんは前半集中力に欠け、隣で折り紙をしているお母さんが気になるようで、しきりに話しかけていました。また、新しく買ってもらったジーパンの、新しさ故のゴワゴワ感が気になり作品になかなか向き合おうとしませんでした。
私が少しずつ作品の方へ植田くんの意識を持っていこうとしてもなかなか上手くいかない。
「どうしようか・・・。」と私が困っているのを見て、瀬尾さんが助け船をくれました。瀬尾さんは、普段は高校教師の顔を持つボランティアスタッフさんです。
植田くんは電化製品のチラシ(特にミドリ電化:植田くんは電化製品が大好きでお母さんとよくミドリ電化に行くそうです。)を中心に切り貼りをするのですが、瀬尾さんが電化製品のチラシを探そうと動いてくれました。私も一緒に探し、植田くんに電化製品のチラシをどんどん渡していきました。
「コジマがいい!!」と植田くんが欲した時、ちょうど私が手にしていたモノずばり“コジマのチラシ”じゃあないですか!!「うわぁ!すごい!これコジマのチラシやで〜!!。」と私。
そこら辺りからかな〜、植田くんが段々集中しだしたのは。ほっと一息。
最初はどうなることやら・・・と思っていたけれど、最後がすごかった。
授業の時間が終わりに近づいてくるほど、すさまじい集中力に変わっていく。
「もうすぐ授業終わるけど、どうする?」と私、「切る!」と植田くん。
そんなやりとりが何回か続き、土曜の授業は通常3時30分に終わるのですが、なんと4時30分まで延長!
時間の許す限り納得いくまでして欲しいと思うので、とっても良い事だと感じました。
植田くんに限らず、この教室に通っている受講生はなんというか「ねばり強い」。
集中しだすと、他の者には止められないパワフルさがある。
私も制作者(グラフィックデザイナーをやっとります)の一人として思う事なんですが、この「ねばり強さ」こそが作品を制作する事、また続ける上で最も重要なんじゃないかと思います。何かを好きになる事はそれにどれだけしつこくなれるかだと思います。
私も相当しつこいからなぁ〜、分かるよその気持ち!

石井ゆみ

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2004年10月27日 (水)

展覧会前

クリンもだん美術展まで11日です。
なんか、だんだん忙しくなってきました。
受講者のご家族もすごく熱が高まってきて、いろいろと自主的に動いてくれて、協力してくれています。
すごく、理想的な形になってきました。今、現に起こっていることを今度のシンポジウムでお話できればおもしろいシンポジウムになりそうな気がします。楽しみにしています。       オーサワ

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2004年10月17日 (日)

きょうは おりがみ おりがみ

今日は日曜なんですが、参加出来る人に集まってもらいました。
クリンもだん美術展のDMが刷り上がったので、それをみなさんに折り紙してもらいました。
「なぜ折り紙???」とお思いの方もいるでしょう。
片面に展覧会の案内、その裏側の片面にかえるの目が印刷されています。
それを順番通りに折っていくと、「ピョンピョンがえるのDM」が出来上がるわけです。
大きいカエルと小さいカエルの2種類あります。
小さい方には展覧会の全体的な案内、大きい方にはシンポジウムの詳細と生徒紹介が記載されています。

KC240015.JPG
左・ボランティアスタッフ 小松くん/右奥・土曜担当講師 石井/右前・ボランティアスタッフ 瀬尾さん

KC240016.JPG
この写真に見える緑のカエルは「小さい方」です。

KC240017.JPG
水曜担当講師 大澤先生 カエルに埋もれていますね・・・。

DMに入る生徒についての文章をボランティアさんが書き、展覧会の挨拶文やシンポジウムについての文章を大澤先生が書き、シンポジウムパネラーや司会者についての文章を鈴木さん(聖公会生野センター)が書き、DMのデザインを石井が担当しました。みんなでひとつのDMをつくったのです。そして「みんなで折り紙」を今日からせっせと毎日するのです。

大小合わせて、約4000枚!!!!!やるぞーっ!!

みなさん、頑張りましょう!

石井ゆみ

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2004年10月13日 (水)

ぼっちら×5展を終えて

最近、日記が止まってましたが、再開します。
ぼっちら×5展が終わりました。この展覧会は、4家族の有志がお金を出し合って画廊を借りて企画した5人の展覧会です。この5人は知的障害か自閉症の障害を持っています。
ご家族の人達も画廊での展覧会は山根さんを除いて初めての体験だったので戸惑ったと思います。が、終わってみれば三人の作品3点が売れ、ご家族の皆さんはたいへん喜んでいました。自分の作品を手放すことになるので、3人の受講者は複雑な心境だったと思います。ひょっとすると、売ることが嫌だったのかも知れません。(もし、嫌そうだったら、これからは売らないようにしようと思ってます。)でも今回のことで新しい体験をしたのです。そして、その買ってくれたお客さんと絵を通してコミュニケーションがとれたのです。お客さん達は彼らの作品に一目で魅了されまた。たぶん、その絵を大事にしてくれることだと思います。今度、展覧会があれば足を運んでくれることだと思います。彼らの描く絵は、社会とコミュニケーションをとるための一つの方法になるかも知れません。     オーサワ

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2004年10月11日 (月)

弘光くんの作品

調べ物をしていたら 信谷弘光くんの「じゃりがに」に久しぶりに出会いました。
「全国で賞をとった!」なんだか遠い存在になっていってしまったような、うれしいような、そんな気持ちがいりまじってその言葉を聞いていました。
インターネットギャラリーにあって、久しぶりにじっくりみていました。
http://www.nise.go.jp/kenshuka/jokan/gallery/kobetu/8z43.html

すずきけいいち

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2004年10月 9日 (土)

今日はペンキで

今日はたくさんの受講生が来る日だったのですが、台風の影響でほとんどの受講生はお休みでした。
今回から11/7からの展覧会に向けて、大きなパネルを使ってみんなでひとつの作品をつくっていきます。
その第1弾として今日の授業があったわけですが、最近授業がある水曜と土曜に台風が近畿圏に来ることが多く、毎回くやしい思いでいっぱいになります。展覧会に近いこともあって週2回の貴重な授業を取られるのは本当に痛いです。(大澤先生が水曜で、私が土曜担当なので、講師個々の授業は週1だからなおさら!)「くぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜!!!台風が憎い!!」
ちょうど警報が解除された後だったので、植田くんだけが来てくれました。嬉しい!!良かった〜。
というわけで、植田くん、ボランティアの猪口さんと瀬尾さん、石井のみんなでパネルにペンキで色塗りをしました。

KC240001

猪口さんが赤いペンキで三角形に色を塗っている様子を見て、植田くんがそれを真似、黄色で三角形を形づくりました。次は瀬尾さんが刷毛を寝かせ、きれいに青色で直線を描いている様子を指差し、「これがしたい!」と塗り方を真似ました。
どんどん画面が出来上がってきたので、「今度は赤、黄、青、白の4色のどれかを使って色をつくろうか。」と言うと、「オレンジ色つくってええか。」と植田くん。さっそく嬉しそうに黄色と赤色を混ぜていました。水色や緑色もつくりました。

KC240009

私が指にペンキを塗って渦巻きを描いていると、植田くんもそれをしたい様子だったので「こうやって指に塗ったらいいよ。」とやり方を実際に見せると、嬉しそうに指で渦巻きを描きました。
最後に植田くんのお母さんも一緒になって、みんなで手形をおしました。
植田くんは本当に絵を描くことが好きで、今日はかなりご機嫌な様子でニコニコでした。

特に色を作ることが気に入っているようやね。最近の植田くんはモノを感じ、吸収する力がグングン伸びているね。
その調子で刺激を受けたモノをどんどん自分の中に取り込んでいって欲しいと思います。

石井ゆみ

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2004年10月 2日 (土)

GIVE AND TAKE

こんにちは。今日の授業は植田くん、まきさん、ゆかさんの3人でした。
そして今日のピンチヒッターは水曜ボランティアスタッフ「澤さん」。
土曜日は3人のボランティアさんに来て頂いているのですが、今日はそのうちの2人がお休みということで、急遽澤さんに応援をお願いしました。
今日は土曜担当の猪口さん、水曜担当の澤さん、聖公会の村上さんの3人に授業のフォローをして頂きました。
というわけで、今日はこの3人にスポットを当ててみたいと思います。
猪口さん、澤さんのお二人は熟練のボランティアさんです。
この美術教室に長く関わり、生徒ひとりひとりの成長過程をつぶさに見てこられた、心強い存在です。
猪口さんは特に男の子に人気があり、体が大きい男性なので(身長が183センチ程あるそうです)子供達にとっては大きい樹木のように感じられ、慕われるのかもしれません。
澤さんは私から見ても母性を感じる女性で、生徒を包み込むように接するのでみんなが安心するのかもしれません。特にある男の子の生徒からは毎回熱烈なラブコールを送られています!
村上さんは子供達とすぐに仲良くなれる女性で、よく子供達に手を引っ張られていく光景を目にします。子供達にとっては「お姉ちゃん的」な存在なのかもしれません。

・・・とまあ、少し照れくさい書き方をしましたが、この教室にはこのような人達それぞれの特質が集まって一つの形になっているわけです。人は人によって形成されるんだと最近つくづく感じます。そして、出会う人によって人は良くも悪くも変化するのだと思います。だから子供達にとってたくさんの魅力的な人達に出会う一つの場として、この教室が存在出来ればと思います。それぞれが持っている経験や情報を多く子供達に提供出来れば、これから「ニコニコして生きていく」選択肢が増える事になると思います。

子供達がたくさんの発見を出来る授業にしていきたい。そして、私自身も子供達と一緒に成長し、素敵な影響を与え、与えられる関係を築いていければと思っています。

「GIVE AND TAKE」・・・月並みな言葉のようですが、この言葉の意味はすごいぞぉぉぉぉぉ!!!!!

忘れた頃に教室の誰かにスポットを当てる時が来るかも・・・。みなさんお楽しみに〜!!

石井ゆみ

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2004年9月25日 (土)

今日(9/25)までの授業からの発展

こんにちは。石井です。
切り貼りの授業も今日で5回目になります。
みんな個々のペースがあるから、進行状況もそれぞれ違います。
でも授業が5回目となると、ほぼ全員が1作品から多い子で4、5作品は完成してきました。
というわけで、10月9日からクリン・もだん絵画展(11月7日〜20日)に向けて、みんなで1枚の大きいパネルに切り貼りをしていきます!!
みんなというからには、スタッフも仲間入りが出来るわけです。
今この文章を書いていたら、私自身がワクワクしてきました。
楽しく素敵な作品をみんなで創っていきましょう!!

石井ゆみ

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2004年9月11日 (土)

やっぱり人が多いのはいいねぇ〜!!

こんにちは!石井ゆみです。
今日の授業にはたくさんの生徒さんが来ました。
1ヶ月ぶりくらいに会う子も何人かいて、少し照れました。ははっ・・・。 
出席者は江之口くん、さやちゃん、ゆきちゃん、植田くん、ゆかさん、ゆうぐくん、ひろみつくん、まきさんの8人。

江之口くん、さやちゃん、ゆきちゃんは以前の授業で1作品完成したので、2作目に進みました。
植田くん、ゆかさん、ゆうぐくん、ひろみつくん、まきさんは1作目の続きを切り貼りしました。
2作目にかかる前にそれぞれ声を掛けました。
「江之口くんは大胆な構成で作品に“潔さ”があるから、前の台紙よりも大きい台紙を使ってもっと大きく画面を使っていいよ。」
「さやちゃんは、大きいモノがあったり小さいモノがあったりバランス感覚がすごくいいから、今の調子でどんどん進めて!!台紙の大きさも自分で選んでいいよ。」
「ゆきちゃんの作品には、自分の好きな世界が溢れているからもっともっと好きなモノで凝縮したら面白くなるよ!」

今日は人数が多かったので、とても活気がありみんなが互いに影響し合っていました。
特にゆうぐくんがノリに乗っていてどんどん進み、いつの間にか新しい台紙を持ってきて2作目に移っていました。
ゆうぐくんの作品は主にお肉とペットボトルで埋め尽くされているのですが、チラシにあるお肉を見つけるのがびっくりするほど早い!!
スーパーのチラシを見つけると迷う様子もなく、ハサミがお肉の方に動くのですっ!!
「えっ?!そんなところにあったんや!!」と私が探している間にもう切っている感じ。どうやらゆうぐくんはチラシが大好きらしく、お家でもチラシをよく眺めているそうです。

今日の教室には、みんなが楽しんでいる空気でいっぱい!!!!!
それを感じて私もとても楽しい一日でした。

土曜日担当 石井ゆみ

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2004年9月 4日 (土)

お久しぶりです。

みなさん、お久しぶりです。石井です。
8月は家の事情でお休みを突然いただく事になり、みなさんにご迷惑をおかけしました。
そして、ありがとうございました。
特に大澤さんには授業のフォローから何から助けていただき、本当にありがとうございました。
9月から、石井復活です!!!
KC240010.jpg

さて。。。今日の授業はというと引き続きチラシの切り貼りで、出席者はまきさんとゆかさんの2人。
2人とも落ち着いて自分の作品を創っていくので、とっても穏やかな1日でした。

まきさんは切り貼りの授業に出るのは初めてやったね。
自分の好きな食べ物ばかりを切り貼りしていました。
宴会のコース料理から始まり、お造りの盛り合わせ、高級ステーキ肉などなかなか豪華でした。
ざっくりと大きく切ったモノをいろいろな方向に回転させ、大胆な構成でした。
後半からは、スイカやアイスやゼリーなどデザート類に変わっていきました。
まるで「ご飯でおなかいっぱいになったから、デザート食べたい!!」と実際に食事をしているようでした。
見ていて飽きず面白かったです。
まきさんに「この中で一番何が好き?」と聞くと、「スイカ。」というこたえが。
う~ん、なんと季節感を感じる言葉か。。。もう9月に入ったけど、この夏はたくさんスイカを食べたのかな。

KC240011.jpg

ゆかさんはいつもの様に、切るのも貼るのもとても丁寧。
特に「のり」の塗り方なんかすごいもんね~!マジックで色を塗る様に、一本一本「のり」の筋を紙につけていく。
ほんと、いつも感心させられます。
ゆかさんは普段「JJ、more」などの女性雑誌に興味があるらしく、
今日はそれっぽい小冊子を見付けては、美容院特集などのページを穴が開くほどじ~っと見ていました。
そしてゆっくり丁寧に切り、以前貼り付けた場所以外の所に上手に貼っていきました。
今日は小さいモノが多く、それを隙間にどんどん埋めるのですが、面白いほどぴったり収まる。
「ゆかさん、隙間を測って切った??」と思うくらいおみごとでした。
まるでパズルで遊んでいる様でした。
ゆかさんに「この中で一番何が好き?」と聞くと、携帯画面の印刷物を指差しました。
そうそう、私も今日、それが一番面白いなぁと思ってたよ!気が合うね~。

来週の土曜はたくさん集まるということで、かなりワクワクだなぁ。

石井ゆみ

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2004年9月 1日 (水)

絵の指導って?

 知的障害を持つ人達に絵を指導するってどうしたらいいのでしょうか?
彼達は、とても狭い社会に住んでいます。それは生活環境だったり障害による認識、理解の幅や遅さだったりしす。言い換えれば、それは彼らの得る情報量が少ないとゆうことです。
クリンもだん美術教室では、何人かの受講者が油彩を描いています。でも、彼達はここで油彩に触れるまでは、そんなものがあったことも知らなかったようで、まして油彩の作品を見たこともなかったと思います。見たことがあっても誰も、それを油絵だとゆう情報を与えたこともなかったのではないでしょうか。そんな彼たちが今、油彩を描いているのです。それも油彩のことは、この美術教室でしか情報を得ないままでです。
 絵を描くとゆうことは情報量の蓄積だと思います。いろいろな描き方を知った中から、自分でどの描き方をするのか、そして自分のオリジナリティはどこにあるのかを考えることができると思います。簡単に言えば、砂漠に住んでいて海を見たことがない人に海の絵を描きなさいと言っても海の情報を持っていないため、描けないのと同じことだと思います。
彼達に必要なのは、まず、情報量なのです。どれだけ幅広く情報を与えてあげられるか。また、その情報を理解するまで待てるかなのです。だから彼達が自分で考えて変化してゆくまで時間がかかります。彼達のまわりの人間はあせらずに、根気よく、あきらめないで彼達の時間にあわせてゆく努力が必要なのではないでしょうか。  
                                                               オーサワ

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2004年8月28日 (土)

『ぼっちら5』展に向けて

 10月4日から大阪のギャラリーツインスペースで有志の4家族、5人の『ぼっちら』展を開催します。
現在、それに向けて出展者は制作に励んでいます。彼、彼女達は知的障害、自閉症と何らかの障害を抱えています。この5人が制作しているアートは、アウトサイダーアートと呼ばれています。
 アウトサイダーアートとは、専門的な美術教育を受けていない者が行うアートと、広く一般的には言われています。
そして、知的障害者のアートもその中に含まれています。
 健常者の場合は専門的な美術教育を受けることで、アウトサイダーと呼ばれることはなくなりますが、知的障害者の場合はどうでしょう?
 知的障害者の場合、すでに抱えている障害を克服することは難しく、また、専門的な美術教育を受ける機会も機関もないためアウトサイダーのまま、存在していかなければなりません。
ただ、好きで始めたアートにも活動を続けることで様々な問題が見えてきます。
アウトサイダーアーティストの彼、彼女達は自らの力で、自身の置かれている位置を変えていかなければなりません。出来上がった作品の良し悪しだけではなく、そのような問題を克服してゆく活動と共に知的障害者のアートを考えて行かないといけないのではないか、と思います。            オーサワ

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2004年8月 7日 (土)

知的障害者のアート

 知的障害者のアートって、一般的には、アウトサイダーアートって呼ばれています。
でも、アウトサイダーアートって何でしょうか?
知的障害者のアートって、アウトサイダーアートってゆうカテゴリーしかないんでしょうか?
知的障害を持つアーティストで、本人が自覚しているかは、別にして、作品だけをとってみると、今までのアートのジャンルに当てはまる作品も多いはずです。まーそんなことをしてみてもあまり意味を持ちませんが。
でも、健常者のアーティストの作品では、本人が自覚していなくとも、周りからいろんなアートのカテゴリーを押し付けられるものです。
 知的障害を持つ人のアートって、出来上がった作品の良し悪しだけでは、ないのじゃないだろうか?
この話はまた今度。

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2004年8月 4日 (水)

アウトサイダーアートと呼ばれるカテゴライズ

 僕が聞いた話では、アウトサイダーアートとゆうのは、専門的な美術教育を受けていない人の作品を指すらしい。
でも、僕も長く作品を作ってきて展覧会を開き、専門的な教育を受けていない美術作家とたくさん知りあってきたけど、誰一人としてそのような呼ばれ方をされている作家にあったこともないし、自分でアウトサイダーアーティストだと名乗る作家にも会ったことがない。と、そのような経験でゆうと最初に話した定義が事実上作用していなくて、一般的にゆうと知的障害者の人達のアートを指す名称のように思います。でも、なんか、排他的な言葉でなんかいやな感じの言葉ですね。そのような名称でのカテゴライズって何かメリットってあるのでしょうか?まるでそれは、障害者と健常者ってゆう名称と同義語じゃないかと思うんですね。じゃあ、知的障害者のアートって何だろう?
つづきはまた来週に書きます。 オーサワ

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2004年7月31日 (土)

2度目の切り貼り

今日は台風ということで、ちょっと心配していたけれど、
そんなに雨も降らず、風もなくて良かった。
今日の出席者は2名。ゆかさんと植田くん。
2人はクリンもだんで一、二を争う「丁寧さん」。
自分の作品を大事に大事に創っていく2人です。
植田くんは前の授業では、グラスや車など具体的な形のあるものを切っていましたが、
今日は、電気製品のチラシを中心に、エアコンや扇風機などの商品写真と値段が
四角に囲ってあるものを切って重ねていきました。なかなか面白い作品になってきたね~。
ゆかさんは、基本は四角に切りますが、以前と比べると、
形が正方形から長方形に、選ぶ色合いも寒色系から暖色系に変化しています。
色がだんだん増えていくともっと面白くなっていきそう。
引き続きこの授業の回を重ねていきたいです。
そうすることで、もっとみんなの持ち味がみえてくると思います。

ゆかさん、手術大変だったね。今日は授業の後美容院でシャンプーするんやね。
私の長い髪を興味津々で触っていたね。
私もそろそろ美容院行かないと。。。

石井

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2004年7月28日 (水)

絵の指導って?

 さてさて、ここのような知的障害者の人達が通っている絵画教室での指導って何でしょう?
難しいですね。保護者の意向もあるでしょうが、絵画教室に通うとゆうのは、本人の意思がないと続けて通うとゆうことができませんね。通う意思があるとゆうことは、本人の中ではいろんなモチベーションがあるとは思うのですが、やはり、絵を描くとゆうことに少しでも興味があるから通って来るんだと思うんですね。だから、そこをどう汲み取るのかが指導する者の力量だと思います。絵を描くとゆうことってどゆうことなんだろう?ってゆう答えを指導する者が持っているか?これが一番大切なことなんだと思います。これは、難しい話なので機会があれば少しづつ話を続けてゆきたいと思います。オーサワ

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2004年7月24日 (土)

たった一人の受講者

 本来なら第4土曜日の今日は、6人の受講者が受講に来る日でした。
でも、来たのはたった一人、小学生のチナ君だけで、残りの5人は送り迎いをするご家族の都合で来れませんでした。知的障害を持つ人達の不自由さは、自分一人では行動出来ない、しにくいとゆうところにあります。絵を描きたいとゆう欲求が本人にあったとしても、周りにそれを受け止める人がいなければその気持ちは実現されずに終わってしまいます。そんな理由から今までにたくさんの可能性が失われていることでしょう。障害を持つ人達と接し、それに携わる人達はもっと敏感になり、真摯に一つ一つの事象を受け止めないといけないと思います。一つ間違えば、健常者の傲慢になってしまうのではないだろうか。
オーサワ

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2004年7月21日 (水)

今日の植田君

 今日の植田君は、偉かった。
いつもは、お母さんが近くに居ないと不安がる植田君が、今日はお母さんを呼ぶこともなく、一生懸命に油絵を描いていました。油絵を描くことにも自信を持ってきたみたいで、得意とする細かく丁寧に塗ることに一層磨きがかかってきました。この調子で、絵にもっと集中することができたら、一人で何かをすることにも自信が持てるようになると思います。
オーサワ

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2004年7月14日 (水)

まだまだ…

新しい受講者の伊藤さんがきました。今日は、自分の好きな絵を描いていてもらうことにしました。
伊藤さんはアニメが好きみたいで、キャラクターを描いていました。次回からは、少し課題を与えて、色彩について勉強してもらおうと思います。そして、そろそろほかの受講者達にもハードルを設けてゆこうと考えています。
最近、受講者達も今の、技量に甘んじてるように思います。ぼくもアンテナを波って受講者達に何が必要なのかを観察し、じっくりと考えたいと思います。
オーサワ

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2004年7月10日 (土)

初めての課題授業

こんにちは。石井です。
今日は、私の初めての課題授業をしました。
200407101.jpe

チラシを使って、みんなの思い思いにコラージュしてもらいました。
私が作ってきた見本は「文字」ばかりを渦巻き状に切り張りしたものでした。
最初は、「文字」だけでも「絵」になるということを感じてほしいと思い、
「文字」だけに絞ってテーマを与えていました。200407102.jpe

しかし、こちらが予想していた以上にみんなが作業を進めてくれたので、
途中から、「何でも好きなように切る」方向に変えました。
結果的には、みんなの特徴がよく分かって良かったです。
みんな、今まで描いてきた油絵とよく似た特徴がありましたね~。 
200407103.jpe

植田君はすごく丁寧にグラスなどの輪郭を切り、貼り方も他のものと重ならないようにしていました。
江之口くんは大きく大胆な空間造りで、チラシを再構築しているようでした。
早弥ちゃんは持ち前の感覚のよさが出ていて、切り方も貼り方もバランスの良いものでした。
友季ちゃんは選ぶものが面白く、白場の空き方を均等にしていました。
晋河くんは大きな帯びを中心に交差させ、男の子好きする空間造りでした。
200407104.jpe

さっちゃんはお休み。
弘光くんは具体的な形は切らず、他の子達とまったく違う視点でした。
優功くんはお肉やコーラやお水などのペットボトルなど、彼が好きなものばかりでした。
由香さんは3センチから5センチ四方のものばかりで、左端から積み木のように上に積み重ねていくようでした。
真樹さんはお休み。
200407105.jpe

完成していない子が何人かいるので、次も同じ授業をします。
完成した子には、今日の作品を参考に次の方向性を示し、新しく2枚目をしてもらいます。
ただ、晋河くんが最後の方興味がなくなってしまったようで、
次はこちらのコミュニケーションの取り方を少し変えてみようと思います。
今日だけならいいんだけど。。。
今日はそれぞれの持ち味を見ることができました。
たくさんの発見は、今後の授業の参考になりそうです。面白かった。

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