新たな課題に挑戦!
こんにちは。
今日の授業から新しい課題になります。「Tシャツづくり」です!
アイロンプリントってみなさんご存知でしょうか?
A4サイズの専用用紙が市販されていますが、それにインクジェットプリンターで印刷し、その用紙を布に当てアイロンの熱で布にイメージを付着させていくモノなんです。
生徒にはまずA4サイズの紙(専用用紙ではない)に絵を描いてもらい、私がスキャナーで取り込んで印刷し、みんなで1枚づつアイロンしていこうと計画していました。
というのも、障害者と健常者の指導方法を変えてみたかったからです。
障害者の生徒には、A4の紙に描いたモノをTシャツに当てて「どこがいい?」と聞きながら配置(=レイアウト)を考えさせ、出来上がったモノを実際に着ることで「自分の絵がプロダクトに変わること」を実感して欲しい。
健常者の生徒には、絵を描く前に「ラフ」*を描くことで、「最終の形まで想定しながら絵を描く」ということを知って欲しい。(*ラフ:デザインの現場では、実際に作る前に必ず要素のレイアウト=配置を考え、軽く鉛筆描きをします。建築で言えば、設計図みたいなものですね。)
そんな想いを込めて、授業がスタートしたのですが・・・
う〜む・・・上手くいかない・・・
A4の紙の中に袖まで描いた生徒がいて、それを説明しようにも「アイロンプリント」自体を知らないからなかなか伝わらない。最初は機嫌良く「ラフ」を描いていた生徒も段々飽きが出てきたり。サイズにも限界があって、元々大きく画面を使いたい生徒にはA4では物足りない様子だし。
「伝える」ということを考えさせられた1日でした。
アイロンプリントはどんな行程で使うモノかを「知っている」のは生徒ではなく私だけであって、その行程を生徒が「知らなければ」、レイアウトを教えることも出来ない。「分かるやろう」とあたりまえに思ってしまうことが「コミュニケーション」を難しくしているように思う。それは、障害者であっても健常者であっても大人であっても子供であっても共通している。
よし!来週からはTシャツそのものに絵を描かせることにしよう!!
上手くいかなければ、上手くいくように路線変更、それでいいんだ。
石井ゆみ
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