展覧会前の最終日
こんにちは。
今日は受講者が多ければ、切り貼りが完成していない人はツメをし、完成した人には展覧会用の折り紙をしてもらおうかな〜と思ってました。
が、植田くんひとりだったので、制作の続きをする事にしました。
「いや〜、植田くんは毎回欠かさず教室に来るからすごいなぁ。」
・・・と感心しつつ授業がスタート。
ボランティアスタッフさんには折り紙を引き続きしてもらいました。
今日の植田くんは前半集中力に欠け、隣で折り紙をしているお母さんが気になるようで、しきりに話しかけていました。また、新しく買ってもらったジーパンの、新しさ故のゴワゴワ感が気になり作品になかなか向き合おうとしませんでした。
私が少しずつ作品の方へ植田くんの意識を持っていこうとしてもなかなか上手くいかない。
「どうしようか・・・。」と私が困っているのを見て、瀬尾さんが助け船をくれました。瀬尾さんは、普段は高校教師の顔を持つボランティアスタッフさんです。
植田くんは電化製品のチラシ(特にミドリ電化:植田くんは電化製品が大好きでお母さんとよくミドリ電化に行くそうです。)を中心に切り貼りをするのですが、瀬尾さんが電化製品のチラシを探そうと動いてくれました。私も一緒に探し、植田くんに電化製品のチラシをどんどん渡していきました。
「コジマがいい!!」と植田くんが欲した時、ちょうど私が手にしていたモノずばり“コジマのチラシ”じゃあないですか!!「うわぁ!すごい!これコジマのチラシやで〜!!。」と私。
そこら辺りからかな〜、植田くんが段々集中しだしたのは。ほっと一息。
最初はどうなることやら・・・と思っていたけれど、最後がすごかった。
授業の時間が終わりに近づいてくるほど、すさまじい集中力に変わっていく。
「もうすぐ授業終わるけど、どうする?」と私、「切る!」と植田くん。
そんなやりとりが何回か続き、土曜の授業は通常3時30分に終わるのですが、なんと4時30分まで延長!
時間の許す限り納得いくまでして欲しいと思うので、とっても良い事だと感じました。
植田くんに限らず、この教室に通っている受講生はなんというか「ねばり強い」。
集中しだすと、他の者には止められないパワフルさがある。
私も制作者(グラフィックデザイナーをやっとります)の一人として思う事なんですが、この「ねばり強さ」こそが作品を制作する事、また続ける上で最も重要なんじゃないかと思います。何かを好きになる事はそれにどれだけしつこくなれるかだと思います。
私も相当しつこいからなぁ〜、分かるよその気持ち!
石井ゆみ
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