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2004年10月30日 (土)

展覧会前の最終日

こんにちは。
今日は受講者が多ければ、切り貼りが完成していない人はツメをし、完成した人には展覧会用の折り紙をしてもらおうかな〜と思ってました。
が、植田くんひとりだったので、制作の続きをする事にしました。
「いや〜、植田くんは毎回欠かさず教室に来るからすごいなぁ。」
・・・と感心しつつ授業がスタート。
ボランティアスタッフさんには折り紙を引き続きしてもらいました。
今日の植田くんは前半集中力に欠け、隣で折り紙をしているお母さんが気になるようで、しきりに話しかけていました。また、新しく買ってもらったジーパンの、新しさ故のゴワゴワ感が気になり作品になかなか向き合おうとしませんでした。
私が少しずつ作品の方へ植田くんの意識を持っていこうとしてもなかなか上手くいかない。
「どうしようか・・・。」と私が困っているのを見て、瀬尾さんが助け船をくれました。瀬尾さんは、普段は高校教師の顔を持つボランティアスタッフさんです。
植田くんは電化製品のチラシ(特にミドリ電化:植田くんは電化製品が大好きでお母さんとよくミドリ電化に行くそうです。)を中心に切り貼りをするのですが、瀬尾さんが電化製品のチラシを探そうと動いてくれました。私も一緒に探し、植田くんに電化製品のチラシをどんどん渡していきました。
「コジマがいい!!」と植田くんが欲した時、ちょうど私が手にしていたモノずばり“コジマのチラシ”じゃあないですか!!「うわぁ!すごい!これコジマのチラシやで〜!!。」と私。
そこら辺りからかな〜、植田くんが段々集中しだしたのは。ほっと一息。
最初はどうなることやら・・・と思っていたけれど、最後がすごかった。
授業の時間が終わりに近づいてくるほど、すさまじい集中力に変わっていく。
「もうすぐ授業終わるけど、どうする?」と私、「切る!」と植田くん。
そんなやりとりが何回か続き、土曜の授業は通常3時30分に終わるのですが、なんと4時30分まで延長!
時間の許す限り納得いくまでして欲しいと思うので、とっても良い事だと感じました。
植田くんに限らず、この教室に通っている受講生はなんというか「ねばり強い」。
集中しだすと、他の者には止められないパワフルさがある。
私も制作者(グラフィックデザイナーをやっとります)の一人として思う事なんですが、この「ねばり強さ」こそが作品を制作する事、また続ける上で最も重要なんじゃないかと思います。何かを好きになる事はそれにどれだけしつこくなれるかだと思います。
私も相当しつこいからなぁ〜、分かるよその気持ち!

石井ゆみ

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2004年10月27日 (水)

展覧会前

クリンもだん美術展まで11日です。
なんか、だんだん忙しくなってきました。
受講者のご家族もすごく熱が高まってきて、いろいろと自主的に動いてくれて、協力してくれています。
すごく、理想的な形になってきました。今、現に起こっていることを今度のシンポジウムでお話できればおもしろいシンポジウムになりそうな気がします。楽しみにしています。       オーサワ

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2004年10月23日 (土)

なんと 補講!

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弘光くん 美術手帳を 読んで 勉強中

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補講のあとのお昼の休憩も 弘光くんは 勉強しつづけるのでした。

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2004年10月17日 (日)

きょうは おりがみ おりがみ

今日は日曜なんですが、参加出来る人に集まってもらいました。
クリンもだん美術展のDMが刷り上がったので、それをみなさんに折り紙してもらいました。
「なぜ折り紙???」とお思いの方もいるでしょう。
片面に展覧会の案内、その裏側の片面にかえるの目が印刷されています。
それを順番通りに折っていくと、「ピョンピョンがえるのDM」が出来上がるわけです。
大きいカエルと小さいカエルの2種類あります。
小さい方には展覧会の全体的な案内、大きい方にはシンポジウムの詳細と生徒紹介が記載されています。

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左・ボランティアスタッフ 小松くん/右奥・土曜担当講師 石井/右前・ボランティアスタッフ 瀬尾さん

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この写真に見える緑のカエルは「小さい方」です。

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水曜担当講師 大澤先生 カエルに埋もれていますね・・・。

DMに入る生徒についての文章をボランティアさんが書き、展覧会の挨拶文やシンポジウムについての文章を大澤先生が書き、シンポジウムパネラーや司会者についての文章を鈴木さん(聖公会生野センター)が書き、DMのデザインを石井が担当しました。みんなでひとつのDMをつくったのです。そして「みんなで折り紙」を今日からせっせと毎日するのです。

大小合わせて、約4000枚!!!!!やるぞーっ!!

みなさん、頑張りましょう!

石井ゆみ

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2004年10月13日 (水)

ぼっちら×5展を終えて

最近、日記が止まってましたが、再開します。
ぼっちら×5展が終わりました。この展覧会は、4家族の有志がお金を出し合って画廊を借りて企画した5人の展覧会です。この5人は知的障害か自閉症の障害を持っています。
ご家族の人達も画廊での展覧会は山根さんを除いて初めての体験だったので戸惑ったと思います。が、終わってみれば三人の作品3点が売れ、ご家族の皆さんはたいへん喜んでいました。自分の作品を手放すことになるので、3人の受講者は複雑な心境だったと思います。ひょっとすると、売ることが嫌だったのかも知れません。(もし、嫌そうだったら、これからは売らないようにしようと思ってます。)でも今回のことで新しい体験をしたのです。そして、その買ってくれたお客さんと絵を通してコミュニケーションがとれたのです。お客さん達は彼らの作品に一目で魅了されまた。たぶん、その絵を大事にしてくれることだと思います。今度、展覧会があれば足を運んでくれることだと思います。彼らの描く絵は、社会とコミュニケーションをとるための一つの方法になるかも知れません。     オーサワ

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2004年10月11日 (月)

弘光くんの作品

調べ物をしていたら 信谷弘光くんの「じゃりがに」に久しぶりに出会いました。
「全国で賞をとった!」なんだか遠い存在になっていってしまったような、うれしいような、そんな気持ちがいりまじってその言葉を聞いていました。
インターネットギャラリーにあって、久しぶりにじっくりみていました。
http://www.nise.go.jp/kenshuka/jokan/gallery/kobetu/8z43.html

すずきけいいち

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2004年10月 9日 (土)

今日はペンキで

今日はたくさんの受講生が来る日だったのですが、台風の影響でほとんどの受講生はお休みでした。
今回から11/7からの展覧会に向けて、大きなパネルを使ってみんなでひとつの作品をつくっていきます。
その第1弾として今日の授業があったわけですが、最近授業がある水曜と土曜に台風が近畿圏に来ることが多く、毎回くやしい思いでいっぱいになります。展覧会に近いこともあって週2回の貴重な授業を取られるのは本当に痛いです。(大澤先生が水曜で、私が土曜担当なので、講師個々の授業は週1だからなおさら!)「くぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜!!!台風が憎い!!」
ちょうど警報が解除された後だったので、植田くんだけが来てくれました。嬉しい!!良かった〜。
というわけで、植田くん、ボランティアの猪口さんと瀬尾さん、石井のみんなでパネルにペンキで色塗りをしました。

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猪口さんが赤いペンキで三角形に色を塗っている様子を見て、植田くんがそれを真似、黄色で三角形を形づくりました。次は瀬尾さんが刷毛を寝かせ、きれいに青色で直線を描いている様子を指差し、「これがしたい!」と塗り方を真似ました。
どんどん画面が出来上がってきたので、「今度は赤、黄、青、白の4色のどれかを使って色をつくろうか。」と言うと、「オレンジ色つくってええか。」と植田くん。さっそく嬉しそうに黄色と赤色を混ぜていました。水色や緑色もつくりました。

KC240009

私が指にペンキを塗って渦巻きを描いていると、植田くんもそれをしたい様子だったので「こうやって指に塗ったらいいよ。」とやり方を実際に見せると、嬉しそうに指で渦巻きを描きました。
最後に植田くんのお母さんも一緒になって、みんなで手形をおしました。
植田くんは本当に絵を描くことが好きで、今日はかなりご機嫌な様子でニコニコでした。

特に色を作ることが気に入っているようやね。最近の植田くんはモノを感じ、吸収する力がグングン伸びているね。
その調子で刺激を受けたモノをどんどん自分の中に取り込んでいって欲しいと思います。

石井ゆみ

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2004年10月 2日 (土)

GIVE AND TAKE

こんにちは。今日の授業は植田くん、まきさん、ゆかさんの3人でした。
そして今日のピンチヒッターは水曜ボランティアスタッフ「澤さん」。
土曜日は3人のボランティアさんに来て頂いているのですが、今日はそのうちの2人がお休みということで、急遽澤さんに応援をお願いしました。
今日は土曜担当の猪口さん、水曜担当の澤さん、聖公会の村上さんの3人に授業のフォローをして頂きました。
というわけで、今日はこの3人にスポットを当ててみたいと思います。
猪口さん、澤さんのお二人は熟練のボランティアさんです。
この美術教室に長く関わり、生徒ひとりひとりの成長過程をつぶさに見てこられた、心強い存在です。
猪口さんは特に男の子に人気があり、体が大きい男性なので(身長が183センチ程あるそうです)子供達にとっては大きい樹木のように感じられ、慕われるのかもしれません。
澤さんは私から見ても母性を感じる女性で、生徒を包み込むように接するのでみんなが安心するのかもしれません。特にある男の子の生徒からは毎回熱烈なラブコールを送られています!
村上さんは子供達とすぐに仲良くなれる女性で、よく子供達に手を引っ張られていく光景を目にします。子供達にとっては「お姉ちゃん的」な存在なのかもしれません。

・・・とまあ、少し照れくさい書き方をしましたが、この教室にはこのような人達それぞれの特質が集まって一つの形になっているわけです。人は人によって形成されるんだと最近つくづく感じます。そして、出会う人によって人は良くも悪くも変化するのだと思います。だから子供達にとってたくさんの魅力的な人達に出会う一つの場として、この教室が存在出来ればと思います。それぞれが持っている経験や情報を多く子供達に提供出来れば、これから「ニコニコして生きていく」選択肢が増える事になると思います。

子供達がたくさんの発見を出来る授業にしていきたい。そして、私自身も子供達と一緒に成長し、素敵な影響を与え、与えられる関係を築いていければと思っています。

「GIVE AND TAKE」・・・月並みな言葉のようですが、この言葉の意味はすごいぞぉぉぉぉぉ!!!!!

忘れた頃に教室の誰かにスポットを当てる時が来るかも・・・。みなさんお楽しみに〜!!

石井ゆみ

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